浅野いにおさん最新作が始まったよー!!
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ラフメーカー(@laughmaker333)です。
浅野いにおの新連載『零落(れいらく)』が漫画誌ビッグスペリオール(小学館)でついに開幕しました。
『零落』の第1話が載っているのは、3月10日に発売されたビッグスペリオール7号!本屋にダッシュしてさっそく購入してきました。
まず初めに題名となっている『零落』を辞書で調べてみると、、
読み:れいらく
意味:おちぶれること
おちぶれる・・・。題名だけでみると重いな。最近の”いにおさん”は重いテーマの漫画をよく書かれているように思いますが、今回もそんな感じなのかな。ちょっと不安。
浅野いにお新連載『零落』
スペリオールを開くと、巻頭カラーで『零落』がスタートする。やはり、いにおさんが描く風景は美しく、また登場してくる個性的なキャラクターもなんとも愛くるしい。
ちなみに、このシーンって多摩川のあれですよね。あれですよね。ねね。
話を読み進めていくと、若い男女がアパートの一室でお互いの気持ちのすれ違いによって苦悩しているシーンがある。こんな、日常のシーンを見ていると、『ソラニン』を思い出してうれしくなる僕であった。
今回の主人公である『深澤』。種田?!とは、似ても似つかないけど、同じようなそんな空気を僕は感じた。
そんな二人が織りなす物語。ワクワク!!
かとおもいきや・・・。
突如、舞台は10年後へ・・・・・。
と、10年後の主人公『深澤』が、暗い面持ちで登場するシーンから始まる。
今回の新連載にあたって『或る漫画家の魂の漂流を描く』とのキャッチフレーズが各メディアで目にするが、”漂流”とは何を意味しているのか。
ダークサイドに落ちていかないことを切に願います。
僕が大好きな『ソラニン』も、テーマとしては重かったのかな。何気ない日常の情景を描きながらも、夢に破れたり、人の死があったりした。でもそんな悲劇の中で、それを乗り越えようとした美しさがあったと思う。だから僕は『ソラニン』が大好きなんです。
そんな、漫画をまた描いてほしい。浅野いにお先生!!『零落』楽しみにしています!!